シングルマザーで一人で子育てするには、経済的にも厳しいことが多いですよね。私自身もとても経済的に余裕もなく・・貯金も厳しいのが現実です。他のシングルマザの方って、貯金が出来るの?貯金があるなら、どのくらいなのか?平均は?すごく気になったので調べてみました。
シングルマザーの平均貯金額はいくら?全体に比べてどうなの?
厚生労働省が2016年度に「国民生活基礎調査」を行い発表した、母子家庭の平均貯蓄額は、327万円です。全世帯の平均貯蓄額が1,033万円に比べ3分の1以下、児童がいる世帯と比べても2分の1以下となっています。やはり、シングルマザーは貯金が難しいというのが表れています。
全世帯 | 高齢者世帯 | 児童がいる世帯 | 母子世帯 | |
1世帯当たり 平均貯蓄額 |
1,033万円 | 1,221万円 | 680万円 | 327万円 |
同じく厚生労働省の調査で、H27年度の1世帯当たりの平均所得も発表しています。全世帯に比べ母子世帯は半分、児童がいる世帯に比べ3分の1くらいの所得では、貯金が出来ないのも当然のように思えますね。
全世帯 | 高齢者世帯 | 児童がいる世帯 | 母子世帯 | |
平均総所得 | 545万円 | 308万円 | 707万円 | 270万円 |
母子世帯の平均貯蓄額327万円って本当なの?!実態は?
母子世帯の平均貯蓄額が327万円というのも驚きです。シングルマザーなりたての私ですが、正直いって貯金は厳しいです。そんなに貯金できるものなの?って疑問をもったので、より詳しく調べてみました。
厚生労働省の母子世帯の平均貯蓄額327万円は、あくまでも平均です。そう、すっごく貯蓄額が高い人が少しいるだけでも平均は高くなるということです。この平均貯蓄額の内訳を調べてみると、貯蓄なしの人の割合が37.6%もいます。つまり3人に1人は貯蓄なしです。
貯蓄額 | 割合(%) |
貯蓄なし | 37.6 |
50万円未満 | 14.4 |
50~100万円未満 | 3.5 |
100~200万円未満 | 9.1 |
200~300万円未満 | 6.5 |
300~400万円未満 | 4.0 |
400~500万円未満 | 1.9 |
500~700万円未満 | 4.2 |
700~1,000万円未満 | 2.0 |
1,000万円以上 | 8.0 |
貯蓄がある人のうち、貯蓄額が300万円未満の人が33.5%です。つまり、貯蓄なしと貯蓄300万円未満の人を足した割合は、71.1%ということになり、大半の人が平均貯蓄額ではないことがわかります。そして、貯蓄なしと貯蓄額50万円未満は、52%です。2人に1人は貯蓄額50万円未満ということになります。
シングルマザーでも貯金はできる!
そっか~!シングルマザーの貯蓄額は50万円未満が半数だから、我が家と一緒だしいいか。なんて安心していまいそうですが、子供の将来のことを考えたりしたら、貯金は必要です。子育てにかかる費用は意外に大きいです。
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貯金が必要なのはわかっていても、シングルマザーは所得も少ないし、そんな余裕なんてない!そう思いますよね。でも、シングルマザーでも貯金はできます。貯金を増やすには、①収入を増やす②節約する③資産運用する。の3つです。
- 収入を増やす
所得が少ないから貯金できないというのであれば、収入を増やすしかありません。今のお給料では貯金は無理なら、お給料の高いところへ転職するとか、今のお仕事(本業)+他の仕事(副業)をするなどして、収入を増やせば、貯金することができます。 - 節約する
そんな当たり前のこと!節約してます!って思いますよね。でも、見逃してたりします。今一度、今の生活を見直しし、節約できるところがないか、徹底的に調べて実践してみましょう。 - 資産運用する(投資)
投資するお金なんてない!!投資と言えば、株やFX、仮想通貨など一度に大金を運用するイメージがありますが、少額で始められるものもあります。銀行に預けるよりはずっと利回りもいいです。ただ、投資なので、リスクを伴いますので、注意が必要です。
また、年金保険など、他にも利回りがいいものがありますので、検討して見てくださいね。
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まとめ
平均貯蓄額が意外に高かったことに驚きましたが、あくまでも平均値です。大半のシングルマザーは貯金が出来てない実態が明らかになりました。あ~私と一緒で安心!なんて思ってはいけませんよね。貯金は子供の将来のためにも必要だし、私自身も大切な我が子のために、いくら貯金が必要なのか、今から具体的な目標をあげて貯金することにしました。
シングルマザーでも貯金が出来ている人がいるんです。子供の将来のために少しずつでも貯金をしましょう。